雪の華、君の香り、君ヲ想う
親の過剰な教育が高志くんを追い込んだ。
高志くんに逃げ道を与えなかった。


心を壊した者は、人を傷つけるか、
自分を傷つける。

いつか溜め込んだ思いは爆発する。


その前に食い止められてよかった。


真治は子供の頃の自分と重ねた、
高志くんを見て直感でそう感じたんだ。


この子は自分と似てると・・・


それで真治は高志くんの治療を
無理にでもお願いした。



傷を癒すなら早い方がいいと・・・



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