たからもの
「おっはよー、翼ちゃーん!」
友人の内田今日香(うちだきょうか)だった。
いつも酔っ払っているみたいにテンションが高い。
朝からテンションの高い人はあまり好かないが、翼は今日香と高1の時からの友人だった。
4月12日。
今日で友達歴3年になる。
性格は正反対だとよく言われるが、それなりに仲良くやってきた。
「今日香、今日はまた一段と元気だね」
「当たり前じゃん!翼は楽しみじゃなかったの?今日というこの日を」
「私は別に」
縮こまる翼とは逆に、今日香は堂々と歩いて校門をくぐり抜けた。
スタイルが良いから、とてもよく似合う制服のスカートが、歩くたびに揺れる。
黙ってれば普通に可愛いのになぁ~。
翼は今日香を見て苦笑いするしかなかった。
友人の内田今日香(うちだきょうか)だった。
いつも酔っ払っているみたいにテンションが高い。
朝からテンションの高い人はあまり好かないが、翼は今日香と高1の時からの友人だった。
4月12日。
今日で友達歴3年になる。
性格は正反対だとよく言われるが、それなりに仲良くやってきた。
「今日香、今日はまた一段と元気だね」
「当たり前じゃん!翼は楽しみじゃなかったの?今日というこの日を」
「私は別に」
縮こまる翼とは逆に、今日香は堂々と歩いて校門をくぐり抜けた。
スタイルが良いから、とてもよく似合う制服のスカートが、歩くたびに揺れる。
黙ってれば普通に可愛いのになぁ~。
翼は今日香を見て苦笑いするしかなかった。