魂revolution!!
部員勧誘開始!
「サッカー部員募集してまぁああああす!」
辿汰はサッカー部に入部し
部員を募集していた。
そして数少ないサッカー部員にも
協力をしてもらおうとしたが
あまり皆乗り気ではないようだった。
「え?サッカー部?あぁいいよ。」
「ホントか!?」
体育の時間がちょうどサッカーだった。
上手い奴に声をかけたところ、あっさりOK!を貰えたのだ。
***
「おぅうーい!皆!新しい仲間だ!」
早速サッカー部に報告しに行くと
みんなが少しヤル気になってきたような反応を見せた
「おぉおぉぉぉっ!!」
サッカー部内、といっても数人だが初めてみんながサッカーをやる気になったのだ。
「もしかしたら大会に出場できるかもしれないな!」
辿汰が入部したころ、無理無理。と言っていた
上沼 竜神も大会に出れる!
と言う希望が見えてきたようだった。
「よし!このまま勧誘しまくろうぜ!」
『おぉおぉぉぉ!』
***
部活の時間が終わって
竜神が話し掛けてきた
「なぁ、辿汰はなんでサッカーを始めたんだ?」
「ん?…あぁ、俺の父さんがサッカー好きでさ。父さんの影響でサッカーチームに入ったんだよ」
「そいでさ、俺と神田 喰斗って奴の連携プレーで勝ちまくってたんだよ」
「喰斗は引っ越しちまったんだけど、あの勝ったときの感動が忘れられ無くてさ。今でも続けてるんだよなー」
竜神は何故か固まっていた
「竜神?」
「神田…喰斗…?」
竜神は心当たりがあるかのように言った。
「知ってるのか?」
竜神は勿体ぶった様に
ゆっくりと口を開く
「…知ってるも何も…この中学の生徒だよ!一組の!」
「…はぁああぁぁあ!?」