魂revolution!!
「あ、おーい、喰斗!」
辿汰が呼ぶと喰斗は
またか…と言うような顔をした
「サッカー、またやり直そうぜ。」
「…聞いたのか?」
「あぁ。」
喰斗ははぁ…とため息をついた
「いいか、俺はサッカーで人を傷付けた。やる気はない」
「あぁ、そうだな。
でもよ、それはお前のコントロール不足だった。
お前がもっともっと上手くなれば、サッカーで人を傷付けるなんてこと…」
「俺はやらない。悪いな、辿汰」
喰斗はどこか悲しそうだった。
「ならよ、試合だけでも見にこい。待ってるぜ」
喰斗は辿汰に背を向け歩きながら手を振った。