ガー ネ ッ ト ~不良少女の憂鬱~
ダーッと屋上の扉まで行き、
勢いよく、それを開ける。
―――――!!
「わっ!」
びっくりしすぎて尻餅をついてしまった。
目の前に、龍前朔が立っていた。
「オマエ…大丈夫?」
あー
カッコ悪。
けつをたたきながら起き上がる。
今日絶対ツイてない、ツイてない…
あー……
「片桐まのんさん
逃げられないってこと!」
箭内棗、その他霧島律は不敵な笑みを浮かべていた。
テメェら何考えてんだよ………