俺様王子のきまぐれ
偽りの彼氏
ピピピピピピ――――
「うるさいなぁ。」
目覚ましをとめた後、布団に出たくなくて寝てたら、お母さんから『早く起きなさい!』って怒鳴られてしぶしぶ起き上がって準備をした。
「はぁ。」
(行きたくないな。)
その時――――
ピーンポーン
「やばっ!」
ボーっとしながら髪をセットしているといつの間にか颯が迎えにくる時間になり、急いで家を出た。
『美妃おせーよ!早く行かないと俺朝練遅れる!』
「ゴメン!じゃあ急いで行こ!」
颯はバスケ部に入部したいらしく、『何でも初めが肝心なんだ!!』
とか言って、朝練を見学に行くらしい。
それから、学校まで走って行った。
「ハァハァ…着いたね。颯行ってきなよ。」
『悪いな。じゃあ、行ってくる!!』
と、張りきって体育館へダッシュで走っていった。
『おい。』
「キャッ!!」
いきなり肩を掴まれて驚き、叫んでしまった。
(誰?)
掴まれた方を見るとあのチャラ男が立っていた。
『あいつ、誰?』
「あいつ?」
『さっき一緒にいた奴。』
「あぁ、颯のことね。幼なじみだよ。家が隣で一緒に来てるんだ。」
「うるさいなぁ。」
目覚ましをとめた後、布団に出たくなくて寝てたら、お母さんから『早く起きなさい!』って怒鳴られてしぶしぶ起き上がって準備をした。
「はぁ。」
(行きたくないな。)
その時――――
ピーンポーン
「やばっ!」
ボーっとしながら髪をセットしているといつの間にか颯が迎えにくる時間になり、急いで家を出た。
『美妃おせーよ!早く行かないと俺朝練遅れる!』
「ゴメン!じゃあ急いで行こ!」
颯はバスケ部に入部したいらしく、『何でも初めが肝心なんだ!!』
とか言って、朝練を見学に行くらしい。
それから、学校まで走って行った。
「ハァハァ…着いたね。颯行ってきなよ。」
『悪いな。じゃあ、行ってくる!!』
と、張りきって体育館へダッシュで走っていった。
『おい。』
「キャッ!!」
いきなり肩を掴まれて驚き、叫んでしまった。
(誰?)
掴まれた方を見るとあのチャラ男が立っていた。
『あいつ、誰?』
「あいつ?」
『さっき一緒にいた奴。』
「あぁ、颯のことね。幼なじみだよ。家が隣で一緒に来てるんだ。」