俺様王子のきまぐれ
疲れたぁ〜。
校長先生の話ってホント長いよね…
「「「キャーーー!!」」」
帰りの支度をしていると、いきなり女子の黄色い叫び声が聞こえてきた。
「いったい何の騒ぎ?」
そう気にすることもなく帰り支度を終わらせると
『美妃!!ちょっと廊下見てみて!!』
「何〜?」
紗月に言われ廊下を見ると、いかにもチャラチャラした2人の男がいた。
モテそうなルックスで黄色い声を上げている女子に笑顔を振りまいている。
『カッコいいよねぇ、あの2人!!』
イケメン好きの紗月は他の女子同様に、目がハートになっている。
「私は無理だなぁ、あーいうの。」
『全く美妃は。チャラチャラしてるからってねぇ、見た目で決めるもんじゃないのよ。大事なのは中身でしょ!!な・か・み!!』
「それは分かってるんだけど…なんか無理。」
そう、私はあることがキッカケでチャラチャラした男子が苦手になった。そのことは颯しか知らない。紗月には言おうと思うけど、いつもタイミングが悪いから、言えずじまい。
(明日にでも話そうかな。)
と考えていると―――
『…。妃っ。美妃っ!!』
「え!?な、何!?」
校長先生の話ってホント長いよね…
「「「キャーーー!!」」」
帰りの支度をしていると、いきなり女子の黄色い叫び声が聞こえてきた。
「いったい何の騒ぎ?」
そう気にすることもなく帰り支度を終わらせると
『美妃!!ちょっと廊下見てみて!!』
「何〜?」
紗月に言われ廊下を見ると、いかにもチャラチャラした2人の男がいた。
モテそうなルックスで黄色い声を上げている女子に笑顔を振りまいている。
『カッコいいよねぇ、あの2人!!』
イケメン好きの紗月は他の女子同様に、目がハートになっている。
「私は無理だなぁ、あーいうの。」
『全く美妃は。チャラチャラしてるからってねぇ、見た目で決めるもんじゃないのよ。大事なのは中身でしょ!!な・か・み!!』
「それは分かってるんだけど…なんか無理。」
そう、私はあることがキッカケでチャラチャラした男子が苦手になった。そのことは颯しか知らない。紗月には言おうと思うけど、いつもタイミングが悪いから、言えずじまい。
(明日にでも話そうかな。)
と考えていると―――
『…。妃っ。美妃っ!!』
「え!?な、何!?」