私の初彼
軽い気持ちで聞いていた。

「なんだ~全員知ってるし~」

なんて余裕で言ったら・・・。


「東京都の中学に行く・・・・」

と担任の先生が言い始めた。

え??転校する人いるの??


「崎本一斗くん」


え???????????

一斗??????????

何で?何で?

「えーーーーーーーー!!!」

私の親友の大山真凛が言う。



担任の先生の話が終わると、

仲のいい友達がみんな寄ってきた。

そして、一斗を呼び出し。

「愛果。早くちゃんと気持ち言っておきな」

みんなも驚いてあせってた。

それは私も同じだ。

こんな最後って時でも、

素直に言葉がいえない。

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