君のとなり
はぁ・・・。
私は隣にいる美佳に気付かれないように小さなため息をついた。
そして、適当な席に着く。
私は1番後ろの左から2番目。
美佳は3番目に。
席は決められていない。
だから、本当は、後ろの1番左の窓際に座りたかったんだけど、そこにはもう座っていた。
長い黒髪を耳にかけ、真剣に本を読んでいる知的?少女。
顔は・・・まあまあいい。
いや、かなり。
美佳たちよりは、格段上。
かわいい・・・・より、綺麗系。