君のとなり




それが私。









私を見ると、誰もが羨み、恨み嫉妬する。















でも私は、こんなものほしくない。





美佳たちは「うらやましー」って言っていたけど、羨ましくなんかない。








こんな身体、いらなかった。











でも、誰も私を分かってくれない・・・。




分かってほしいとも思わないけど。













「あー!!私6組だ」



大きい美紀の声で、私もクラス表に目を向ける。





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