朝陽



口の中で転がる飴の味は、最高。


もう一袋買っておけばよかった・・・。



「そういえば、今日の夜は何出るんだっけ。」


「海鮮料理だよ。」


日向君が素早く答える。


「流石・・・!!」


「また食べ過ぎて妊婦にならないでくださいよ。」


「今度は大丈夫!多分!」


腹八分目でやめるから!



「また明日も遊ぼうね!明日は何しよっかな・・・」


「明日、ヨガやるよ。温泉宿泊者は無料だし。」


「ヨガ・・・。総司する?」


「遠慮します。」


総司は即答した。

うーん。汗流すのもいいと思うけどなぁ。



「ここらへんでいい観光地ってある?」


「そうだな・・・遊園地あるよ?」


「遊園地!!総司、明日遊園地いこう?!」

「うーん・・・でもお昼どうするんですか?」

「あ、ご飯は強制的に参加させられるのか・・・まぁ、土方先生に言えばなんとかなるって。」


「そうですか・・・なら行きたいですね。」


「うん!!!」


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