朝陽




平助「・・・俺、今日からゲームヲタになる。」


彼女「え・・・?!」


平助「これからも俺を見守ってくれ!!」


そういって平助は自宅に引きこもった!!


彼女は寂しい日々をすごした一週間・・・考えに考えた。
平助に本心を問いただそう。



平助の部屋の前。


彼女「平助・・・聞いてくれる?」


平助「ピコピコ。うん、いいよーピコピコ。」


彼女「私とゲーム・・・どっちが大事なの?!」


平助「え、ゲーム。」


彼女「え・・・?!ひ、ひどいわ・・・!私はあなたを思い続けて約一週間!それなのにあなたは・・・!もういい!私は浮気相手とヨリを戻すわ。さようなら!」


平助「なんだって・・?!待ってくれ!倍地田 振子!!ひらがなで言うとベジタ ブル子!!」


そういって平助は自室の扉を開けた!彼女は扉の前に立っていた・・!


彼女「全然ひらがなじゃないじゃない!おバカ!しかも、今日は浮気相手が家に来ているわ。」


平助「なん・・・だって?!」


彼女「今出すわ。フィリピン産のキャ・ベツ男さんよ。」

そうして彼女は大きいバックからレタスを取り出した。

平助「それ・・・・レタスだよ。」

彼女「違うわ!いつもさびしいとき励ましてくれたの!けっしてアメリカ産のレタ・スーさんじゃない!!」

平助「じゃあそのレタス貸して!」

彼女「キャッ!キャ・ベツ男さん!」

平助はレタスを強引に奪い取り、どこから取り出したのか包丁とまな板を取り出し、レタスを千切りにした。
そしてさらにどこから取り出したのか、ポン酢をレタスにぶっかけ、フォークで食べ始めた。



平助「キャベツとレタスは・・・歯ごたえが違う!!!」




完。



平助「・・・なんか、微妙・・・」





< 168 / 171 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop