朝陽
なんだかんだでカラオケに着いた。
「よっしゃ!!」
「いっぱい歌おう!!」
「お姉ちゃんとデュエット歌うの。」
個々に叫ぶ人たちを無視して、カラオケ本舗へと入場。
「ええっと、何時間をご予約ですか?」
「えーと・・。」
「6時間で!!」
喋ろうとしてたところを左之がさえぎる。
どんだけ歌う気だよテメェ。
え、今1時半だから・・・帰るの7時半超えるじゃんか!!!
どんだけ歌う気だよ!!改めて!!
「え、ええ・・・と。203号室になります・・。」
店員さんが引き気味で部屋を案内してくれた。
「うわぁぁぁっ!広い!!」
なるほど軽く15人は入りそうだ。