朝陽




悶える平助を横目で嘲笑って、オレンジジュースを一気飲み。



ああ。生き返る。



もう一杯飲もうとして、紙コップにオレンジジュースを注ぐ。




ばっ


「辛い!!飲み物!!!」


そういって平助は私の口をつけた紙コップの中身を飲み干していく。



「あ~~潤う!!生き返る!!」


「・・・それ、私の飲みかけの・・」


顔が赤くなっていくのがわかった。


「・・・え。




恋愛フラグ立てるつもりは無いから。」



平然とした平助の言葉



ぷちっ
何かが切れる音。




「んだとコラァァァァ!!私のオレンジジュース返せェェェ!!!」


「え?!紙コップに注げばいいでしょ?!ほら、注いであげるから!」


「いやだ!平助口つけたもん!!!」


「わがまま娘!」

「ちび助!!!」

「ちび咲!!」

「んだとゴルァァァァァ!!!」



「智咲さん五月蝿いですよ!!」

「ほぺっ!!いひゃいいひゃ!ほっへふはまらいへ!!」

(いたいいた!ほっぺ掴まないで!)



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