朝陽



「うーん・・・あと二人か・・・。男3人いるから女でいっか。」


しんぱっちーが呟いて、周りを見渡す。


そして斉藤さんに目配り。


そして斉藤さんは黒板に


『春と冬』。


「なんかの題名みたいじゃねェェェェェか!!!」


思わず叫ぶ。

それに続いて春ちゃんが、


「そうです!わっち、コスプレなんて・・・ッ」


そして冬ちゃんが


「春さんになんてことさせるのよ!」



冬ちゃん、春ちゃんのこと尊敬しすぎじゃね?




「駄目だ。黒板の染みはもう消せねぇ。この染みは後に100年ほど続く。」


「な・・・っそんな秘密が学校にあったなんて・・・!」


「駄目だよ冬ちゃん信じちゃ!しんぱっちーの嘘に決まってるでしょ?!」




「とりあえず、コスプレ内容決めるぞ。

左之は・・・。何がいい?」


「うーん。吸血鬼!漫画読んで、一回はなってみたかったんだよな!!」


「なれないからね!所詮吸血鬼のまねでしかないから!」



ていうか何の漫画?!影響力どんだけ強いんだよ?!



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