朝陽




必死に裏庭から逃げた。




走って走って、みんなのところへ非難する。



「お、平助帰ってきたぞ。」



吸血鬼の左之がいち早く気づく。




ぎゅっ!!





「・・・へ?!平助お前、」


思いっきり左之に抱きつく。


「・・・怖かった・・・!!!」


「・・・何かあったのか?」


「・・・う、裏庭にホモが・・・ッ!!」


そういって左之に助けを求める。



*左之ビジョン*


涙目&上目遣い。


「・・・ッッッ!!ホモは最悪だよな!!ホモとかなる奴とか気持ち悪いよな!!!」


一瞬平助に萌えた自分を押し殺して必死にホモを攻める。



「うん!」


それを聞いた平助は嬉しそうにうなずいた。




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