朝陽



総司と冬ちゃんは仲良さげにお話してるし。

すぅちゃんはもうあきらめたのか、斉藤さんは猫と犬の違い、すぅちゃんは猫(耳をつけた私)と犬(耳をつけた私)の違いについて語り合っている。

でも、会話がかみ合っているから恐ろしい。



春ちゃんは頬を真っ赤に染めて土方先生とお話。

ずっとそうしてりゃーいいのに。



山崎?山崎は、一緒についてきた近藤校長先生とのお話に花を咲かせてますよ。


左之としんぱっちーは談笑。下ネタ聞こえてくるのは気のせい。



「ねー平助ェ暇。」

「奇遇だね、こっちも暇。」


「じゃあ、ええっと・・・しりとりしよう!!」


「ん。いいよー。」

「じゃあ私からね!しりとりの、りす!」


「すずめ」  平助

「めだか」  私

「からす」  平助

「すいか」  私

「からすの子供」 平助 

「も・・・も・・・もくもくしている雲」  私

「もくもくもくもくしている雲を見上げる馬鹿面の智咲。」  平助

「な゛?!」


何言ってんだてめぇと言おうとする前に平助が


「『き』だよ?」

とにこやかにほほえむ。


「・・・ッチ。き、き・・・金髪のカツラを被った平助は男にはみえない。」

「・・・」

「『い』、だよ?」


さっきの平助の真似。完璧だぜ!



「いかを食べようとして失敗して顔中墨だらけになった智咲は馬鹿。」


「からくも墨を避け、平助にとび蹴りを成功させた私」

「しかたなく相手をしてあげる僕」



「えらそうだなおい!!!」




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