朝陽
ひたすら冬ちゃんにほお擦りした後、温泉へと向かう。
そこは予想通り。
「うひゃおおおおお!!広い!!貸切!!」
もう、極楽です。
「お姉ちゃん気をつけてね。猿注意だって。特に露天風呂。」
「本当?!猿いるの?!露天風呂行きたい!!」
真っ先に反応したのは、冬ちゃん。
「露天風呂に確かに何かいる・・・!!!猿だよ!!」
「うお?!親子連れですぜ?!姉さん、いきまひょ!!」
「お姉ちゃんは私のものなのー!!」
「おおお、お猿さん・・・!!おいでぇぇ・・・」
上から、私、春ちゃん、すぅちゃん、冬ちゃん。
あれ?春ちゃん、キャラ崩壊してね?
とある疑問に胸を痛めつつ、露天風呂に向かう。
「うあ!風呂に浸かってる!!」
冬ちゃん、興奮状態。
「本当に親子だよ。」
すぅちゃんは猿に近づいていく。
「ちょ、猿の子供こっち来た!!」
3匹いた猿の2匹が、こっちへ向かってくる。
「ひゃ、猿だきついて・・!」
そのうちの1匹が春ちゃんに抱きつく。(登るのほうが正しい。)