朝陽




「うわ!なにこのエロ猿!春ちゃんから離れろ!」


そういって春ちゃんにしがみ付いている猿をはがそうとするが。


「ウキャーーー!!」


顔を引っかかれそうになり、ぎりぎりで避ける。


「んだこの猿!!エロな上にDVかよ!!!」


「お姉ちゃん猿男がァァァァ!!!」


「誰?!猿男誰?!」


「猿三兄弟の次男よ。普通なら猿次郎でしょ!!!」


「突っ込みどころ違うと思う!!」



冬ちゃんもすぅちゃんもなんでネーミングセンスないのかな?!


「春ちゃん、大丈夫・・・って!!」


「猿蔵、ほら智咲ちゃんのほうへおいき。」

「猿蔵誰ェェェェェ?!まさかの春ちゃんもネーミングないですか?!あ、猿蔵きた!!なんか意外とかわいいかもしれない!」


寄ってきた猿を抱き上げる。


「・・・ッハ」


猿は私の胸を見て鼻で笑いました。


「所詮エロはエロだァァァ!!何さ!どうせ私ちっちゃいもん!!」


「ウキャー!」


「うわっ腹立つッ!!エロ蔵成敗してくれる!!!」






「うぎゃああああ!!!顔引っ掻かれた!!!」


「逆に成敗されてどうするの智咲ちゃん!!!」







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