朝陽








「いっぱい食べたーっ!」

「お姉ちゃん、孕んでる。」


「ひっひっふー、ひっひっふー。」





昼のバイキングが無事に終了。



「いやぁ~食べた食べたッ!お腹に赤ちゃんが宿ったくらい。これなら私子供を産める気がする!!」


「うわ、智咲さんなんですか、そのお腹。」


「うぎゃ!」


背後に、総司登場。



「その、身篭ったの☆」


「いいわけくさいですよ。どうせバイキング食べ過ぎただけじゃないですか。」


「正解。」


「大丈夫ですか?動けるんですかそのお腹で。」


「きついっす。」


「・・・がんばってください。」


「え?!ちょ、お姫様抱っこは?!」


両手を広げて受け入れるポーズ。


「無理です。」



「うう・・・あなたの子供なのよ・・・!責任とってよ!馬鹿!」


「誰が馬鹿ですか。」


「いひゃーー!ほっへ掴まないれーー!!」

< 91 / 171 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop