朝陽

「おいひい!!総司も舐める?」


「そうします。」


「まっててねー、今だすから!」


下を向いて飴を取り出そうと袋に手を突っ込む。


「いえ、直接もらいますから大丈夫ですよ」

「え?」


顔をあげる。


総司の顔が目の前にあった。


「・・・え?」



思考停止。


その言葉の通りになる。





唇に温かいものが触れる。



「・・・んっ」



口が塞がれていて息ができない。



「・・・っ!!っふ・・・・・!!」



口のなかに舌がはいる。



「ふぁっ・・・」



舌は口の中にあった飴を絡めとった。



頭が、くらくらする。



「んー!!」




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