大切な親友

「ゆみ、そんなこと考えていたんだね。ありがとう」
由依は、私が泣きやむまでありがとうと言っていた。

「ゆみ、大丈夫だよ。
 私は、ゆみと同じ高校に行くから安心して。
 どんなに、頭が悪い高校でもゆみと一緒に行くから」
「由依ありがとう」

由依が言った言葉は、私の胸に強く響いた。




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