最強美少女
「「「・・・・・・・・・。」」」
気まずい・・・。
いや、私のせいなんだけどね・・・。
こんな重い空気の中、隼人が喋った。
隼「桜・・・俺何が悪かったんや?
わからんねん・・・教えてくれんか?」
「・・・隼人のこと、本気で好きな人がいるかもしれないって考えたことある?
もし・・・自分が逆の立場になって・・・あなたはそれが堪えれる?
好きな人がいろんな人とヤってたらどう思う?」
隼「それは・・・嫌や・・・。でも!!女なんかみんな一緒やないか!?
それに言い寄ってくる奴らの相手をしたってんねん!!
俺は悪くない!!」
「・・・ならそう思ってなさい。
たしかに"天神"というブランドを欲しがる馬鹿女共は多い。
でもだからといって女全員がそんなんじゃない!!
遊ぶくらいなら・・・突き放せばいいのに・・・」
隼「だったらお前はどうなんや?
男が・・・族の奴らが嫌いって・・・
みんながみんなお前の思ってる奴やないのに・・・」
・・・言うと思った。
話そうか・・・少しくらい・・・。
「たしかに私は男全員嫌いだ。族も嫌いだ。
だけど・・・隼人達は・・・いい人らかなって・・・正直思ってた。
けど所詮そこらの奴らと変わりなかった!!」
私は一回深呼吸し、また口を開いた。
「翼・・・この前私に"何かあったのか?"って聞いたよね?」
翼「・・・あぁ。」
「全ては話せないけど・・・話してあげる。」
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