通りすがりのイケメンさん
2
――――――・・・
「普通あたしがこっちでしょ?!」
「なんでだよ俺のなんだから
俺がこっちだろ?!」
「大人なのに、譲ってくれないんだ~?」
「なんだと・・・?!」
今、何を巡って争っているかお分かりだろうか。
「か弱い女子高生を寒い床の上に寝かせるなんて・・・」
「俺のベットだ!!!俺が使って何が悪い!!!」
そう。ベット、だ。
「・・・大人げな・・・」
「おいッ!!!聞こえてんぞ!!!
ちっちゃく言ったつもりでも聞こえてんぞ!!!」
「聞こえたんならそうじゃない
態度を取ってもいいんじゃなーい?」
「ああ?!」
「23のくせに・・・」
「なんだt「立派な大人のくせに・・・」
「・・・」
「あたしより6つも年上のくせに・・・」
「・・・ん?"6つ"・・・?」
「え?うん」
「お前、計算間違えてないか」
「は?なんで」
「だってお前高3だろ。5つじゃねぇか」
「違うし。あたし高2だし」
「マジか」
「マジだ」
「マジか」
「マジマジだ」
「マジか」
「大マジだ」
「普通あたしがこっちでしょ?!」
「なんでだよ俺のなんだから
俺がこっちだろ?!」
「大人なのに、譲ってくれないんだ~?」
「なんだと・・・?!」
今、何を巡って争っているかお分かりだろうか。
「か弱い女子高生を寒い床の上に寝かせるなんて・・・」
「俺のベットだ!!!俺が使って何が悪い!!!」
そう。ベット、だ。
「・・・大人げな・・・」
「おいッ!!!聞こえてんぞ!!!
ちっちゃく言ったつもりでも聞こえてんぞ!!!」
「聞こえたんならそうじゃない
態度を取ってもいいんじゃなーい?」
「ああ?!」
「23のくせに・・・」
「なんだt「立派な大人のくせに・・・」
「・・・」
「あたしより6つも年上のくせに・・・」
「・・・ん?"6つ"・・・?」
「え?うん」
「お前、計算間違えてないか」
「は?なんで」
「だってお前高3だろ。5つじゃねぇか」
「違うし。あたし高2だし」
「マジか」
「マジだ」
「マジか」
「マジマジだ」
「マジか」
「大マジだ」