通りすがりのイケメンさん
「高校生か」
「・・・うん」
「そうか」
イケメンの顔を盗み見ると。
切れ長の目、通った鼻筋、薄い唇、白い肌。
・・・完璧だ。
「いくつ」
「なんだ」
「年」
「・・・あまりいいたくないんだが・・・」
「いいじゃん別に」
「・・・23だ」
「以外」
「それはどういう意味だ」
「別に?」
「俺が老けてると言いたいのか」
あ、少し声が低くなった。
気にしてるんだ。
「そうは言ってないでしょ、
大人っぽいなって思ったの」
「一緒じゃないか」
「違うよ」
「なにがだ」
「老けてるっていうのは、
実年齢以上に年を取って見えるってことでしょ?
大人っぽいっていうのは、
本当の大人な印象を受けるの。
たとえ一緒だとしても
大人っぽいだとそんなに嫌な気しないでしょ?」
「・・・まぁ」
「・・・うん」
「そうか」
イケメンの顔を盗み見ると。
切れ長の目、通った鼻筋、薄い唇、白い肌。
・・・完璧だ。
「いくつ」
「なんだ」
「年」
「・・・あまりいいたくないんだが・・・」
「いいじゃん別に」
「・・・23だ」
「以外」
「それはどういう意味だ」
「別に?」
「俺が老けてると言いたいのか」
あ、少し声が低くなった。
気にしてるんだ。
「そうは言ってないでしょ、
大人っぽいなって思ったの」
「一緒じゃないか」
「違うよ」
「なにがだ」
「老けてるっていうのは、
実年齢以上に年を取って見えるってことでしょ?
大人っぽいっていうのは、
本当の大人な印象を受けるの。
たとえ一緒だとしても
大人っぽいだとそんなに嫌な気しないでしょ?」
「・・・まぁ」