恋の確率
「貴方、その口調とメイクをナチュラルになおせばもう少しはモテるわ」



「はぁ?」



「私がモテるのが、羨ましいのではなくて?」



「はぁ?ち、ちげぇよ」



「そう、なら喧嘩売らないでね」



俺は、またそっぽを向いて小春のことを考えた。



小春は、中条以外の変な男に絡まれてないか…。



心配だ。



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