恋の確率
昼休みが終わり、授業が始まる。
さっきは、おもわず恋に思いっきりだきついて甘えたけど…。
なんでか、物凄く安心した。
―――反面、変だった。
恋は、胸がない。
いや、可愛いくせにまな板だけなのかもしれない。
「山崎ー。おいっ、山崎は、またさぼりかー」
山崎くん…また、ざぼってる。
なんでか、授業を受けない。
高2になったんだから、ちょっとはしっかりやりましょうよ。
――なんて、中学生か…。