恋の確率





昼休みが終わり、授業が始まる。



さっきは、おもわず恋に思いっきりだきついて甘えたけど…。



なんでか、物凄く安心した。



―――反面、変だった。



恋は、胸がない。



いや、可愛いくせにまな板だけなのかもしれない。



「山崎ー。おいっ、山崎は、またさぼりかー」



山崎くん…また、ざぼってる。



なんでか、授業を受けない。



高2になったんだから、ちょっとはしっかりやりましょうよ。



――なんて、中学生か…。



< 36 / 92 >

この作品をシェア

pagetop