恋の確率
「えっ…、嘘よ。じょ、冗談にも程が――――」



「嘘だと思うか?俺、こんなにも真剣に言ってるいるけど?」



―ゾクッ―



嘘じゃない?



恋が女じゃない…男だって言うの?



男だって…。



だから、キスをしたの?



「恋のとこに戻らなくちゃ、、、恋に聞かなくちゃ」



私は、また恋のところに行こうとした。



「恋弥は、男なんだぞ。岩波さんはそれでいいのか?」



『私は、恋が男でもいいのか?』



…自分に聞いてみる…。



大丈夫…。



きっと、恋が男だとしても私は…。



< 55 / 92 >

この作品をシェア

pagetop