約束の冬
『ありがとうございました―』
あー疲れたー
やっと6限終わり。
たまには早めのバスで帰ろっかな…
「えーっ
稚沙もう帰んの?」
「うん
たまにはいいかなーって」
「なんだー
じゃあ実夏と遊んでくれ ないんだー…」
「また今度遊ぶから!
てかいっつも学校で一緒 にいんじゃん(笑)」
「ま、たしかにねー
てか実夏も帰るわ!」
「じゃ一緒いこー」
実夏
私が信頼できる友達。
高校入学してクラス一緒で
席近くて喋るうちに
今みたいになったよ。
正直2人とも人見知りで
最初全然喋んなかったし
喋るようになってからは
あっという間。
気使ったりしなくても
実夏とはやってこれたんだw
クラス替えとか
ほんとしたくないなー…