*きみに夢中*
「えっと...その....
大丈夫ですよ!私がしつこくて、ウザイ女だなんて一言も聞いてませんから!」
「「めっちゃ聞いてんじゃん」」
ハッ!
「それは.....」
かーなーり、気まずい空気が
流れてしまった。
そんな空気に耐えられず。
「あ、あの...また明日も来ますね!私、急用を思いついたので
失礼しますッ!」
ちょっと変な日本語を
使った自分。
「あっ…おい!」
焦った優さんの言葉を無視し、くるりと振り返り、猛ダッシュで家に帰った。