写真立ての記憶
「・・・待てよ;はぁはぁ。」

「あぁ??なんか用か??」

「た、頼む。その子を開放してくれ。」

俺は土下座した。


なんで俺は、たかがクラスメイトのために、

ここまで必死なんだ?

自分でも分からない。


ただ、コイツだけは守らなきゃ

いけない気がしたんだ。


ドスドスっ バキ!!

「はぁはぁ・・・しつけーよ;はぁはぁ;」

「頼む・・・離してくれ」

「っち;!おい、行くぞ。」

「おう;」


俺は目の前が真っ暗になり、

気絶した・・・・。
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