片色恋愛



「なんでさっき斗真君と一緒だったの?」


え?真央もこういうの気になるんだ。
なんか意外かも。



「あれねー、斗真がノート運び手伝ってくれたの」

「ほんとー?二人とも仲いいよねー」


そう言って笑う真央はなんだかちょっと寂しそう。

ってゆうか、周りから見たら私と斗真ってそんな風にみえるのかぁ…


ちょっぴり幸せ。



「羅音ってさぁ、斗真君のことスキなの?」

「ふぇ?」


真央が恋話を切り出すなんて珍しい…。


んー
親友だから言っても良いよね?


「本当はね、私、斗真のこと「私は好き」


ぇ?

今、真央何言ったの?


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