音が届ける

「・・・華チャン・・・?

 愛華ちゃん!?」


「うえっ!?」


すごい変な声が出て、


みんなから冷たい視線を感じる私。


「すいません・・・・」


「謝んなくていいよ。

 それより大丈夫?」


「はい。平気です。」


「ふーん。ね、今何考えてた?」


「へ?」


「好きな人のこと?」


「はい?」


「大丈夫大丈夫。

 俺が相談に乗ってあげるよ!」


なんか話が変な方向に・・・・。


森本先輩、なんかすごいよ。


「んで?愛華ちゃんの好きな人は?」


「先輩誤解です。

 私好きな人いないんですよ。」





< 12 / 35 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop