音が届ける

「ふーん。ならいいけど。

 森本先輩と隣になりたいな~。」


「あはは。」


『キーンコーン カーンコーン』


「あ、チャイム鳴った。」


「うおっ、マジだ!」








「じゃあ、愛華チャンよろしく。」


なりたくない人となってしまった私。


目の前にいるのは森本先輩だ。


しかも前にいるのは・・・・・


「如月~森本とちゃんと話せよ~」


海翔先輩。


最悪の状態ですね。


「愛華ちゃんってホルンやってるよね?」


「はい、やってますけど?」


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