ブラザーラブ
「欲張り!」
「はあ!?誰のおかげで怪我しなかったのかな~ァ?」
うっ!
奏太のおかげです・・。
でも、ホント今、金欠なんです・・・。
だから、ジュースだけで勘弁して下さいよ~~!
「奏太のおかげだけど・・本当ジュースで勘弁して!マジでお金ないんだ・・・」
手を合わしながら奏太を見上げた。
見上げた奏太の顔は本当に整ってて、おもわず見とれてしまった・・・。
ホント、超イケメン・・。
「わかったから、そんなに見んなよ!」
奏太はそう言うと、そっぽを向いた。
アレ?
顔が赤かった気がするけど・・
気のせいだよね?