忘れないで。



冬が過ぎて春がきた―――



春休みは晃と遊びまくった。



それでも遊び足りなかった事は
晃には秘密…。







付き合って1年を過ぎた頃
喧嘩が絶えなかった。



喧嘩をして言い合って
別れ話―――



そんな流れが自然になってしまった。





本気で別れたいなんて
思ってもないのに……


晃の気持ちが分からなくて
思わず口から溢れてしまう言葉。



「もう分かったよ!」



いつもの喧嘩といつもの流れで
晃は投げやりになった。




そして私が謝って戻って
そんな事の繰り返しだった。


< 46 / 65 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop