忘れないで。
もう何度目の
“別れる”の言葉だろう…
離れたいからの言葉じゃなくて
ただ―――
私はただね―――
「…うん…別れよう」
『え…』
あぁ神様……
なんて残酷な事をするんですか…
聞かなきゃ良かったよ
別れるなんて単語
出さなきゃ良かったよ……
ねぇ晃……
分かってるんでしょ?
私が本気じゃない事……
別れるなんて思ってない事を
私はただね―――
貴方に愛されてる実感を
確かめたかっただけだよ……