忘れないで。
――「俺と美鈴は運命なんだよ♪」
私と貴方の運命が
こんな結末なら
こんなに残酷な運命
信じないよ……
「俺ねずーっと美鈴が好きだったんだよ?同じクラスになってから一目惚れして~そっからずーっと。」
貴方は私よりも先に
私を見ていてくれたのに
今はなにもかもが逆だね……
「知らなかったでしょ?俺告るつもりなかったし、美鈴彼氏いたしね~だから告られた時すっげぇ嬉しくて夢かと思った。」
私は最低じゃない…
あんな始まり方で
貴方はそれでも嬉しかったって…
どこまで馬鹿なのよ…
「これからは俺だけの本当の彼女♪」
ねぇ晃……
私の心は今も
貴方から動かないよ。