忘れないで。
最低の始まりから
最悪の終わりなんて
これが運命と言うのだろうか――
だからこそ
《運命》なんて言葉
もう信じないと決めた――
いつか貴方が言った
「友達に戻れる日がきたら、また連絡しよう」
だから私は
必死で友達になる努力をするよ?
貴方とまた話したいから……
でもね、忘れないで?
私と貴方の想い出を――
私が貴方をどうしようもなく
好きだったという事を――
二人の運命は残酷なものだったけど
貴方の彼女になれた私は
世界一幸せな女だったよ……
だから、忘れないで。
――END――