棘は ササクレ
夏に長袖
「ねえ、私と組まない?」
由美の本音は 突然だ。
いや、突然 とんでもない事を
思いつく。
思いつきで いつも うまくいく。
悩んで考えすぎて 躊躇すると
きまって 良くない展開になる。
「組むって?、、、、」
「今 登録してるサイトは サクラじゃないんだよね。」
サクラなら、ここには いないはず。
「、、、」顔を見ないで 話す子だ。
「サクラだと 稼げないよ。援助もね、割が合わないし。」
由美が 思いついたのは ワルダクミだ。
「初美ちゃんが、おっちゃんと ホテル行くまで
私が尾行するから、
初美ちゃんは、一応 メール交換してね。
次からは、サイト通さないで
会うの。
私は そのあと 追っかけるから、
おうち つきとめて ゆするの。
どう できる?」
初美の肩の震えは そのまま。
海岸線のラブホ街を抜けて、
静かな和食レストランで
クルマを 降りた。
由美の本音は 突然だ。
いや、突然 とんでもない事を
思いつく。
思いつきで いつも うまくいく。
悩んで考えすぎて 躊躇すると
きまって 良くない展開になる。
「組むって?、、、、」
「今 登録してるサイトは サクラじゃないんだよね。」
サクラなら、ここには いないはず。
「、、、」顔を見ないで 話す子だ。
「サクラだと 稼げないよ。援助もね、割が合わないし。」
由美が 思いついたのは ワルダクミだ。
「初美ちゃんが、おっちゃんと ホテル行くまで
私が尾行するから、
初美ちゃんは、一応 メール交換してね。
次からは、サイト通さないで
会うの。
私は そのあと 追っかけるから、
おうち つきとめて ゆするの。
どう できる?」
初美の肩の震えは そのまま。
海岸線のラブホ街を抜けて、
静かな和食レストランで
クルマを 降りた。