[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
その一瞬の隙に
口の中にぬるっとした
物が入ってきた。


それは龍司の舌だった。


夏愛はびっくりして
押し退けようとした。

そしたら龍司に後頭部を
押さえられ逃げられなかった。

「ン…ふぁ…アッ…」

知らず知らずのうちに
声が出ていた。


龍司はフッと笑って

「いい声で鳴くんだな。」

と言った。
< 107 / 445 >

この作品をシェア

pagetop