[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
―龍司side―





俺は自分でも分かっている。


俺は嫉妬深い。

それだけではなく独占欲が強い。


夏愛が目を覚まし
俺は鉄に飯を作らせるために客間に向かおうとした。


その時夏愛も着いていくって言った時は驚いたが俺は嬉しかった。


俺に着いていきたい
みたいな言動に
愛しさを感じた。


俺は俺に近づいた夏愛の腰に手を回した。

その瞬間夏愛の頬が
赤くなった。


それにさえ愛しさを感じた。



やべー俺夏愛に依存してる…。


やっと気付いた。





俺は夏愛が好きなんだと。
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