[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
変化
それから私たちは龍司さんの部屋へ戻った。


ガチャ…と音を立ててドアを開け部屋へ入った。



2人で手を繋ぎながら
ソファーに座った。


「ごめんな。ヤられてろなんて言って…」


龍司さんはまた謝ってきた。


「そんなに謝らないでください。私も言い過ぎました。私こそごめんなさい。」



2人で謝り合った。


「お互い様だな。」


「ですね。」


そう言って2人で笑った。
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