[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
「夏…愛?」


龍司は焦った。



「りゅ…じさ…ん…怖い…よぉ…私…初め…てなの…に」


夏愛は涙が止まらなかった。



「あぁ何だ……って











初めて!?」


龍司は初めてと思ってなかったらしくキスより進もうとしたが初めてと知って焦っていた。


「夏愛…ごめんな。俺初めてて思ってなくてキスしたら止まんなくなってよ…」



龍司は泣く夏愛を抱き起こした。

「本当にごめんな。」


龍司は困ったように顔を歪ませて謝った。
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