[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
キスに集中していると
龍司さんの手が胸に伸びた。


「……!?龍司さん!?」


「ん?」


返事はしてくれたが
行為は進んで行った。



「ンッ…!ひぅ…」


「感じやすいな。」

龍司さんがニッと笑った。



「だって…ンァ!


も…だめ…」

その瞬間目の前が真っ暗になった。



「夏愛…ってのぼせたか…」

龍司は夏愛を抱き抱えた。

いわゆるお姫様抱っこだ。


「ごめんな。可愛かった。」


おでこにチュッとキスをした。
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