[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
「そうかぁ?」


「とにかく落ち着くんですよ!」


私は抱き合きしめている手に力を入れた。


「ん…俺も。」


龍司さんもギュッと抱きしめてくれた。



「龍司さん…」


「ん?」













「大好き!」

17回目のバースデー。

嫉妬と幸せな気持ちの誕生日だった。
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