[完]ヤクザが愛する女~Ⅰ~
唇に違和感。


目を開けるとそこには
龍司が居た。



「龍…司?」


「夏愛!大丈夫か!?」


声を出すのが辛かったのでコクんと頷いた。


龍司はホッと安堵の表情を見せた。


その瞬間ギャル男たちが焦った表情をして逃げようとした。


それに気づいた龍司は

「テメェら…ただで済むと思ってんじゃねぇよ。」


とてもドスの効いた声で言った。
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