世界の1番を君の隣で
そんなこと話してる
うちに学校に到着した。

「きよ~。私教室行くね」

「えっクラス替えの結果見ないの??…??」

「私たちが離れる訳ないに決まってんだからねー!!」


私は立ち尽くすきよを置いて
玄関に向かって行った。


そう、私たちが離れる訳なんて
この先一生ないんだから…。

今まできよとずっーと同じ
クラスになったのだって
先生に泣きついて頼んでるんだもん。


こんなこと恥ずかしくと
ゆあないけど、泣きまくって
同じクラスにしてもらうの。

毎年きよはそんなこと知らずに
“また一緒だよ!!”
っていってくる―。
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