世界の1番を君の隣で
『真山 清貴』

私たちは母親同士が
同級生で産まれたときから
ずっとずっと一緒だった。


きよは私のこと毎日毎日
好きってゆってくれてた―。

喧嘩ではいっつも負けて
いじめられてばっかりで
全然かっこよくなかった…。

でも、“ありちゃん。”
“ありちゃんっ!!”って
ウザいくらい言ってた。


私はいつも冷たくしてたけど
本当は本当はきよが
大好きで仕方なかった…―。
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