ミルクティーの涙空


携帯を折ろうと思い


左手をかけた


その時


プルルルル...
プルルルル...


祐輔だったら
怖いと思ってる自分がいた


左腕が震えていた


バイブレーションのせいじゃない

あたしは


恐る恐る着信画面を覗く...



「....しょーちゃん?」


慌てて


あたしは通話ボタンを押した.


『あ、亜夢?』


「しょーちゃん?」


『お前、告白どうした?』


しょーちゃん...

しょーちゃん...


このとき

しょーちゃんが

救ってくれなかったら

あたし...


今頃どうなってたか

わかんないよ.


「しょーちゃぁぁぁぁぁん!!」


『なんだよ、どうしたんだよ笑』


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